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* やっと
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「きょ、きょう、んんっ…ふぁ…ん」
「やっと……2人きりになれた。」
「……っ…///」
そうだ。
やっと2人きりになれた。
俺は恥ずかしくて視線を下げた。
別に、理玖が邪魔だったわけじゃなくて…
なんてゆーか、2人きりっていいな///
ベタベタな俺を優しく抱きしめてくれている
俺も負けずと恭平に強く抱きしめ返した。
多少の身長差はあるが、俺がすごく背伸びをすれば届く程度だ。
このまま、時間が止まればいいとか
乙女チックな事を考えたり。
自分、けっこう恭平の事が好きだなぁ?
って実感したりする。
「ねぇっ、恭平。」
「ん?」
「俺、今すげーー幸せかも」
「ん。俺も。」
やっと、長年の片思いが両思いになった。
たぶん、この時を俺はけっして忘れない。
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