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恭平
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小野寺がいなくなって、向田は寂しがって
る。
向田、何でも顔に出るからすぐわかる。
まあ、気持ちはわらなくもないがな。
あいつがいないと、静かだ。
「向田くん…向田くん!」
「……ん?あれ、俺、ぼーーっとしてました?」
「うん。大丈夫?」
「はい、すいません。」
席は遠くない。
といって近くもない。
ぼっーとしてたのは、小野寺の事を考えていたのだろう。
…たぶん。
俺の事を考えろよ!
12:30。
腹が減って時計を見た。
向田の元に行き、屋上へ向かう。
久々だな…
2人で食べるのは。
「……ねぇ、小野寺がいなくて寂しい?」
ふと、口からこんな言葉が出た。
向田はやっぱり寂しいようだ。
少しムッときた…
嫉妬か…?
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