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個室
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「実はもうここに予約してあるんだ」
「えっ、高そうじゃないですか!
…… って、予約してたんですか?」
「まあまあ、私の奢りだから!
さあ、入ろうか」
そこは、大きなお和食の店で高級感が漂っている。
「予約していた鈴木ですが…」
「鈴木様ですね、お待ちしておりました」
……と、案内されたのは和式の個室。
旅館の部屋みたいだ…。
ピロロ♪
恭平からのメール。
見ようとしたが、鈴木さんが俺に
「上のスーツを掛けて座りなよ」
と言ってきたので見れなかった。
まぁ、後で見ればいっか!
「失礼します。」
と運ばれてきたのは、お酒、輝いている刺身やカニ、炊き込みご飯、焼き魚など…
「あの…鈴木さん、こんな豪華なお料理
ホントによろしいんですか?」
「何を言うんだ、
毎日頑張っているご褒美だよっ♪
さっ、お酒もどうぞっ」
「ありがとうございます、 いただきます!」
お互いのお酒をついで乾杯をした。
飲んで食べていると、
奢ってもらっている罪悪感も無くなり鈴木さんとおしゃべりで盛り上がっていた。
滅多に来ない、
恭平からのメールも忘れてしまっていた。
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