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オマケ side諄
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~二人っきりの夕食にて~
* side 諄 *
「美味しい?」
「あぁ、とても美味しい」
そう本心から椿に伝えれば、椿は頬を赤く染めて嬉しそうに微笑んだ。
椿に宣言した通り、俺は今日の報告書やらなんやらの処理を全て栄樹先輩に押し付けて帰ってきた。
(栄樹先輩(凪世)が快く請け負ってくれたので)
今は椿が作ってくれた夕飯を食べている最中である。
「あのね、諄。お願いがあるんだけど…」
「ん?」
「今度凪世君と話がしたいんだけど、都合の良い日がいつだか聞いてみてくれないかな?」
「凪世と…?何でだ?」
「僕、凪世君を見習おうと思うんだ」
「見習いたい?…凪世を…?」
「凪世君を見習って、僕もも強くならないといけないと思ってね」
「…は?」
椿は目をキラキラさせている。
どうやら今日の一件で凪世を…尊敬したようだ…。
だが……
『あつし~☆大・ス・キ☆』
チャラ男風口調の椿。
「…それは止めてもらいたい…」
「えっ?なんか言った?」
声が小さくて聞こえない…という椿に、俺は無理やり笑った。
「…聞いておくよ」
「ほんとっ?ありがと諄」
楽しみという椿に俺は…椿には悪いが、椿と凪世が会うのをどれ位伸ばせるかどうか考えたのだった。
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