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悲劇の結末。
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今、『白井理沙』がなにをしているか、分からない。
でも、いやな汗が全身を流れる。
足がガクガクと震える。
バスケ部の体育館裏だったのでバスケ部員が集まりだした。
「大丈夫かっ!?」
「白井さん!どうしたのっ?」
次々に白井さんの元へ駆け寄る。
キセキのみなさんは…いえ、キセキのみなさんも
同様でした。
黄「サイテーッスね、黒子っち、いや黒子」
え…?あれだけ仲よかった…の、に…?
緑間くんはただ無言で、軽蔑した目で睨む。
仲、間じゃ…なかった、んです…か?
紫「捻り潰したいよ、黒ちん。」
な、んで…ぼ、僕は何も…
青「テツ…お前は、お前は俺の影なんかじゃねぇ!
そんなやつだったんだなっサイテーだ!」
相棒って笑い、あったのは…う、そ?
赤「テツヤ、強制退部だ。それから一週間ほど学校
へは、来るな」
そ、んな…赤司くんまで…
黒「ちっちが!ぼっ、僕、はッッッッ!?」
声が!?なんで!?
違うんです。僕はやってない!
否定したいのに、こんなに苦しいのに
涙さえも出ないくらい辛いのに!
その場にいる全員が僕の敵になった。
誰からも信じてもらえず、ただ、蔑んだ目で睨まれる。
信じてくれないんですか?
僕はあなたたちの敵になる…んですか?
もう、ワカラナイ。
ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ。
もう無理だ…………。
僕は無我夢中で家まで帰った。
部屋のドアを開けた瞬間涙が溢れ出す。
黒「違うッッ!違うのにっ どうしてっひぐっ…
信じてたのにっ!うっうあぁっ…」
涙が枯れ果てるまで泣き続けた。
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