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僕自身の崩壊。
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僕はどこに行けばいいか分からなくなり、
結局教室へ戻ってきてしまった。
「お前…また来やがったな…」
黒「…荷物を取りに来ただけです…」
「でもよぉ、ここに来たってことは
殴られる覚悟できてんだろーなぁ?」
バキィッ!
頬を殴られた。
ドゴッ
背中を蹴られた。
これらを繰り返され、気が付いた時は放課後だった
廊下の壁をつたい、ゆっくりと進む。
あとで、病院行かないと行けませんね…
はぁ…ため息がでる
すると、前から白井さんを囲んだ青峰くん、緑間くん、紫原くんが歩いてきた。
そして、白井さんが僕に気がつくふりをして
震える真似をしはじめた。
あぁ、相変わらず演技がお上手ですね。
それを見て3人は僕のところに来ると、蹴り始めた。
青「なんでまだここにいんだよ。目ざわりだ。」
緑「邪魔なのだよ。白井さんを恐がらせないで欲し
いのだよ。」
紫「消えて。ひねり潰す。」
思い切り蹴られ、口から血が垂れる。
あ、 あぁ、僕らはこんなものでしたか…
ははっやだなぁ、笑っちゃいますよ。本当に
勝手に一人で仲間意識持っちゃって…
バカみたいですね。
僕のなかに崩れかけていたものがガラガラと音を立てて、崩れ落ちた。
あたりが薄暗くなる頃にやめて、帰っていく。
白井さんはクスッと笑い、3人と消えていった。
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