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最期。 〜桃井side〜
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はぁ、はぁ…
やっと見つけた。あいつをバスケ部から追い出す証拠を。テツくんを助ける証拠を。
学校に向かう。この時間なら大抵キセキは部活に残っている。
ふと上を見上げると水色の髪をした少年がいた。
他にも見覚えのある髪の少年達も。
急がないとッッ!
わたしは階段をかけ上がり、屋上への扉を開ける。
そこで目にしたのは涙を流し、笑いながら落ちていく少年とただ呆然としている少年達だった。
潰れる音がする。
間、に合わ、なかった……の?
嘘よ…嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ…
テツくんは、テツくんは…ッッ
桃「いやぁぁぁっテツくん、なんでぇっ!?」
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