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俺は母さんに相談をした。
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「ただいま。」
「おかえり、理央。今日は、遅かったわね。」
ドアを開けると母さんが、パタパタと走って
迎えに来た。
「…………うん。」
さっきまで、朝比奈といたから………ね。
「………なにかあった?」
母さんが、心配しながら顔をのぞき込んだ。
「……………。」
「…理央、好きな子でもできたの?」
「!なんで、それ……………Σ(´□`;)」
「やっぱりね。だって今の理央 昔の恋する私に
ソックリだったから。……話は聞くわ。
早く中には入って。」
「……うん。」
母さんも、俺みたいなことが、あったんだ………
「♪♪♪♪」
母さんが、すごく楽しそう………。
な、なんか 言いにくいなぁ・・・。女なら
いいものの、俺が好きになったのは、男だし。
「……で、その子となにがあったの?」
洗濯物をたたみながら、聞いてきた。
「………………………えっと、、、、、」
ど、どうしよう………さり気なく 男ってバレない
ように、芝居とかするとか………
それか思い切って、云う?
ダメだろ、それは………………。
「……理央の好きな子は、女の子?男の子?」
「はぁ!?」
母さんが、ズバッと言った言葉に驚いてしまった。
「私は、理央の本当のことを知りたいの。」
そんな真剣な表情で、言われると、
本気で心配してくれていたことが、分る………。
だからかなぁ?
「……………………お、男の子です。/////」
実の母親に恋愛相談って……………。
は、恥ずかしすぎる……。まぁ、父は
小さい頃亡くなって………女で一人で育ててくれた
からな……。
「まぁ!それなら今後連れてきなさいよ~」
「な、なんでそうなったの!?」
「理央は 私と似てしまって 色々不運があるでしょ?
だから、あなたに好きな男の子ができて
嬉しいの♪」
「いや、俺は確かに母さんの不運を受け継がれた
のは、分るけど、母さんはいいの?
男でも?」
「理央、恋愛は、自由よ? 男の子が好きになったり
女の子を好きになったり、それはね、誰かが
決めることじゃないの。自分自身が決めることで
あるのよ。」
「……じ、じゃあ………俺は好きでいていいの?」
「当たり前じゃない!」
「……………そいつに他の気になる子がいても?」
「いいの!そうゆうときは、奪い取りなさい!」
「………うん。」
「よし、いい返事!頑張ってね。」
「母さん、、、、」
俺は、なんだか悩みがスーッと消えた気がした
俺は朝比奈に恋してていい。片思いでも
俺の努力で 変わるってことだよね。
「俺、諦めないから。」
見てろ 朝比奈。
ぜっっっっったい 振り向かせてやる!!
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