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俺はなにもわかっていなかった
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「不幸体質?」
「……はい。」
「それが、なんで。」
そりゃあそうですよね………。けど、
「……俺の不幸体質のせいで、朝比奈まで、
巻き込んでしまう………………と考えると、俺と
一緒だと、嫌になってしまう…と思って。」
「ふぅーん。
けどなぁ、雛形。お前が本当に不幸体質なら、
いつかは、絶対に言わないといけないぞ。
たとえ友達だとしてもな。」
そんなこと、、、、
「っ…………分かってます!けど、怖いんです!!
朝比奈に不審がられるのが!!!」
「お前にとってそれが、朝比奈か?」
「………えっっ。」
「お前の不幸体質なのが 分かったら不審がるやつ
なのか?」
「そ、そんな訳…………………」
「さっき、お前が言ったのはそうゆう意味に
なるんだぞ。」
……先生の言われたとおりだった……。
俺は、不幸体質のせいか、みんなから馬鹿に
され続けてきた………。だから俺のそばに
いてくれても、いつかは、嫌いになるのかと思って
いた、、、、、、、、、、
けど これは、自分の自己主張だ。自分の意見だけで
全員がそうと勝手に決めつけてしまった……。
朝比奈は、俺にあんなに優しく話しかけて
くれた………。きっと、壊れるのが怖かったんだ
俺は。 朝比奈までに嫌われてしまったらもう
ダメだと・・・・・。
「ぅぅっ。……………ぁさひな…………、ひっく、
ごめん…なさぃぃぃ。」
「ほら、もう泣くな。」
先生が、ハンカチをくれる。
「あ''りがとう''ござ…いますぅぅ。」
「ほら見ろ。今 授業終わったからもう来るぞ。
その前に涙抑えないとな。」
「っ。そうです………『ガラッ☆』………えっΣ(゚д゚;)」
「雛形!!来たぞ!」
「朝比奈…………おまえ早すぎ。」
「Σ(°■°)ひ、雛形、泣いたのか!
………クソッ、先生 何故 少しは信じたのに!!」
「…お前のせいだな。」
「はぁ!?俺!!!」
「後は、お前らで解決しろ。
なぁ?雛形。」
「なんですかそれ!?」
「はい!」
「雛形!?」
「じゃあ、職員室でもいくわwww
じゃあな。」
先生は、後ろ向きだったけど 手を振ってくれた。
それは俺には、頑張れの合図だと思った。
先生、
ありがとうございます。
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