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俺は朝比奈に告白を…………あれ?
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「…ひ、ひな……がた。俺が泣かせたって本当?」
朝比奈は、躊躇った後、聞いてきた。
「……あ、あの、それには、」
「…………ごめんな。」
「ち、違うよ!」
誤解されるのが嫌で、
朝比奈の制服の裾を引っ張った。
「雛形?」
頑張って言うんだ。
「………………あ、あのさ、俺 小学生から
ずっと不幸体質で、だから その……。」
「知ってるよ?」
「えっ(・□・;)
ま、待って!あ、あさ……朝比奈は、覚えてない
かもしれないけど、中3のとき、話しかけられた
よ?そ 、それって、不幸体質のこと知らなかった
からだよね?」
「もちろん。覚えてるよ、まぁ俺も、あんな場所で
会うとは、思わなかったけど。
……本当のこと言うとさぁ、俺 嬉しかったんだよね
雛形と話ができて。不幸体質のことは、知っていたけど。」
「う、うれし…………ぃ?不幸体質って
知っていても…?」
「おう!興味あったんだ。雛形ってどんな
やつだったのか。」
「う…………………そ。」
「嘘じゃないよ。………クラスのやつらとかには、
やめろ とか言われたけど、人は見た目とかじゃ
ないからな。
それが分かったのは、雛形のおかげ。
話してみるの1回だけだったけど、面白いやつ
だったし。」
朝比奈は、柔らかく笑い、俺の髪を撫でた。
「……それ以降は、探しても見つからなかったけど
高校一緒で、良かったよ。同じクラスだったし。」
朝比奈も俺と一緒だ…………。
「……俺も、朝比奈と同じクラスで良かった。
だ、だって、、、、、、」
よし。こ、この雰囲気は、告白にちょうど
いい!!………………………………チャンスだ。
もう悩みなんてないし、
いける!!
「朝比奈が……
大事な友達だから。」
あれ???
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