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「…………あれ、いない。」
靴を履き替えるのを忘れていたぐらい、速いスピードできたはずなのに………。(50m、6秒ぐらい。)
……………あいつ。なんだったんだ?
俺をここまで狂わせたあいつは、、、、、、、。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺は、中3になっていた。それでもあの出来事?
は、忘れていなかった。あの子に会いたいと思ってクラスに何度か行ったけど、雛形理央は、学校には来るけど、授業が終わったらいつもどこかに
行ってしまうらしい……。と聞いた。
………一度も話すことがなく、終わってしまうのか。
声とか聞きたかったなぁ………。どんな声だろう?
「………なんかさぁ、涼ちゃん最近変だよ??」
「なんで?」
教室で、ぼーっと窓の外を覗いていたら、真希が
話しかけてきた。真希は、小さい頃から一緒に
いたらしい。いわゆる幼馴染みってやつだ。
こいつは、過眠症で、いつでも寝てしまう病気の
子だった。それでも、明るく元気に話しかけて
くることが、真希のいいところで 凄いところでも
ある。
「ぼーっと、窓見てるの変だよ〜。」
「あーー、うん……。」
「ほらぁ!それだよ。」
「……………んー。」
「涼ちゃん。やっぱり変。
…あっ!涼ちゃん、先生呼んでる。」
「……………またか。」
俺は、何故か、人から頼まれることが、結構ある。
特に先生が。
「まぁ、行ってくるか。」
断ったら、この先生、泣いちゃうからな。
ε-(´-`*)どっちが、子供なんだか。
先生に指定されたのは、今は使用していない部屋に
荷物を置くことだった。あとで、先生も行くから。
先に行っててくれと言われたので、一応指示に
従って目的地へと急いだ。
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