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母さん
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「立ち話もなんだし、部屋に行きましょうか」
母さんが、俺らに、くすくすと笑いながら 朝比奈に
部屋の案内をした。(狭いけど)それから、朝比奈に
座布団を持ってきて、座るように と母さんが言った
「お菓子とお茶ここに置いとくわね。あと、
理央を少し借りるわね。」
「ちょ…!?」
人を物のように…………言うなよ!!
「どうぞ。」
ニコリと微笑む朝比奈を、横目で見ていると母さんに、腕を引っ張られて、奥の部屋(母さんの部屋)に
連れてこられた。
「…………で、理央、どうして 一昨日は、元気なかった
の?」
「え?、、、そ、それ…………は。」
「朝比奈くんとなにかあったの?」
「………っ!!」
母さんは、優しくまるで、小さい子を宥めるように
背中をさすってくれた。
「理央、今 あなたは、幸せ?」
「………(コクンッ」
「……私は、あなたが元気をなくしたとき、なにも
出来なかった……。けど 今はもう大丈夫よね?
朝比奈くんを今日見て自分の勘だけと 理央を幸せ
にしてくれる気がするのよね。あなたをすっごく
好きってオーラがまるわかりで、面白かった
これから、理央の沢山笑顔がみられるわね。」
「!…………………ぅん。」
母さんは、いつも、優しい。いつも俺の味方だし。
厳しい時は、叱ってくれたし。俺がもし1人だったら、絶対今、ここには、いないかな?と思えるくらい、大切な存在だ。うん。
「…………ありがと。母さん」
「ふふっ、どうしたしまして。」
母さんも、早く 素敵な人と巡り会えたらなぁ。
「あと 1つ 理央に聞きたいことがあるの。」
「?」
聞きたいこと? な、なんだろうか。
「朝比奈くんのことは、好き?」
「///////!?」
母さん!?な、なななんて、質問を!?
けど、母さんには、もう嘘は通用しないし、黙って
るのもひどいし、、、、、本当のことを言うしかない///
「………………………………………す、好きだよ?」
「どのくらい?」
「『どのくらい』!?」
んーーー?ど、どのくらいと言われましても………
言葉じゃあ言い表せないぐらい、す……………きだし。
んー、んー どうしよう??
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピコンッ!
そうだ!言葉が無理なら表現すればいいんだ。
「こんくらい!!」
母さんの前は恥ずかしいけど、朝比奈を好きな
気持ちは収まらないし、母さんには、分かって欲しい!! 俺は頑張って、限界まで 手を広げて
それでも、足りないかなぁ?と思って、飛び跳ね
ながら、伝えた。(朝比奈もいないことだし。)
「あらあら、理央ったら、可愛い~。朝比奈くんを
どのくらい好き?って聞いたら、手をプルプル
させながら、限界まで広げて、まだ足りないと
ぴょんぴょん跳ねているわぁ~可愛いわねーー!」
「えっ!?な、なんで そんなデカイ声………
ガラッ!!
「……………………えっ/////!?」
いきなり、後ろから重みを感じていたら、 ぎゅっとされた。慌てて、後ろを振り向くと、朝比奈が、抱きついていたから めっちゃくちゃ、驚いた。
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