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良かった
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「真希が、過眠症だってことは、お前ら、知ってる
よな?」
「「うん」」
「………真希は、眠りすぎて困っている、けどよぉ、
これを防ぐことができたんだよ。」
「「 えっ? 」」
過眠症を防ぐことができた………?
(完全じゃないけど)
……………………………それが、紺谷と関係があるって
ことだよな?
「なんでか、知らねぇけど俺に触れると、目が覚める
らしい、、、眠らねぇみてぇなんだ。」
「そうみたいー。」
きゅっと、紺谷の裾を握って、真希くんが、軽く
相槌をうった。
「……………本当に?」
なんだか、分からなくなって、疑うような
言い方をしてしまった。
……けど、これが本当なら凄く嬉しい……。
「本当だよ。ひなちゃん。」
あっ、さっきのフワフワした雰囲気が消え
真剣に俺の瞳を見つめる。
「……まぁ、取り敢えず話は分かった。嘘ついてる
顔じゃねぇし、、、、、良かったな、真希。」
……………そっか、幼馴染みだもんね。
辛い症状に光が少しでも有ったら喜ぶもんね。
うん!!
「真希くん!さっきは、聞き返してごめん!」
「いいよ、今、ひなちゃん信じてくれたし」
「真希くんっっ……」
「ひなちゃん、これぐらいで、ウルウルさせないの」
と優しく袖で拭いてくれる。真希くんの袖濡れちゃうのに……………。
優しいなぁ。
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