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「「ごちそうさま」」
夕食を無事食べ終えた。
みんなご飯は滅多に残すことはない、いい子である。
「…」
「佑衣、いつも言うけど気にしなくていいからね。」
「ごめんなさい」
食器の片付けを手伝ってくれている佑衣にそう言った。
誰にだって食べれない時はあるのだから。
「そうだ!」
イスに座っていた隼斗が何かを思い出したように、自分の部屋に戻っていった。
何だろう?
バタバタと何かを持って戻ってきた。
「見てみて!」
隼斗が見せてきたのは海の近くに立つ天使の絵だった。
「おお!いい絵だな」
「うん!今回はすごく上手く描けたんだ!」
隼斗は、絵を描くのがすごく上手い。
よくコンクールに出しては賞をもらっている。
「モデルはやっぱり佑衣かな?」
微笑んでいる表情は佑衣にそっくりだ。
「そうだよ。佑衣ちゃんはすごく綺麗だから描きたくなるんだよ♪( ´▽`)」
「そうか〜。やっぱり隼斗はいい子だなぁ。」
俺は隼斗を抱きしめ頭を撫でる。
「えへへ」
「佑衣もよかったな!」
隼斗の絵を持っている佑衣にそう言うと
「うん、ありがとう。隼」
微笑みながら佑衣も隼斗の頭を撫でる。
そうすると、隼斗は嬉しそうに佑衣に抱きつくのだ。
「智也、カメラ!」
この姿を写真に収めるのだ!
「ほい」
智也はすぐに渡してくれた。
多分智也も撮ろうとしていたんだろうなぁ
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