アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
新しい家族 ②
-
ふと、額に何か冷たいものを感じた
「…」
僕はゆっくりと目を開けた
「悪い。起こしたか?」
「京…ちゃん」
そこには父さんの甥の坂咲 京介がいた。
彼も医者だ。
彼とは母さんが生きていた時からの付き合いだなのだ。
どうやら僕は寝ていたらしい。
「なんで…」
「おじさんに頼まれたんだ。様子見てくれないかって」
今日は頼まれてきたのか…
いつもは勝手に来るのに
「そう…祐兄とは話せたの?」
「…挨拶ぐらい」
「チキンめ」
京ちゃんは祐兄のことが好きなのだが、全く話せないのだ。
僕がこの家に来てから、二人は出会っているのだけど…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 88