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頭痛②
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「うわ…」
これはちょっと
部屋を出ると僕には床が歪んでいるように見えた。
静かだし誰もいないのだろうか。
流石に視界が歪みすぎているので僕は目を瞑りながら壁を支えにして進む。
僕の部屋からキッチまでは壁伝いに行けば着くようになっている。
こういう時本当にありがたい
ふう…あともう少し
たいした距離を歩いたわけじゃないのに僕は限界だった。
気持ち悪い
とっさに口元に手を抑える
そうすると必ず自分の腕を見てしまう
それで必ず思ってしまうんだ。
自分は気持ち悪い
「…大丈夫。大丈夫」
そう思ってしまうのは今はちょっと身体が弱ってしまっているから
だから大丈夫…
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