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病院(side青葉)
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春さんとに思い出はそこで終わり
短い思い出だったけど絶対に忘れない大切なものだった
「青葉くんは佑衣の事どれぐらい知っているのかな」
コーヒーを飲みながら先生は俺にそう聞いた
正直言って俺はあまり佑衣の事を知らない
「俺が知っているには春さんに聞いたことぐらいです。」
「それだけ?」
「…それだけだと」
「違うよね。」
否定しようとしたが先生の表情はそれを許してくれなかった。
「…はい」
「教えて欲しい。僕はあの時の…祖母を失った数ヶ月の佑衣ことを知りたいんだ。」
「俺は…」
先生は少し困った表情をしてこう言った
「これは君だけに教えるよ。
君が知っている数ヶ月、佑衣は死んでしまってもおかしいくらいの虐待を受けていた。」
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