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Episode19
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食事を終えて落ち着いた頃、扉越しの廊下から声が聞こえた。
複数居るらしいけど、その内1人はあの精神科医。
その時、扉が開いて2人入って来た。
後から、櫻井。
「まだ駄目だって言ってるでしょ!?」
怒っているらしい櫻井は、前の2人に訴えている。
それでも2人は知らんふり。
「我々は、事実確認をしなければならないのです。
君、珠川時雨君だね?」
嫌いな部類だ。
櫻井よりも、よっぽど質が悪い。
こいつの様な奴は、自分の望む答えが得られないと逆上する。
怒鳴られるのは嫌いだから、それに頷いた。
「我々は、警察から来ました。
私が村井で、もう1人が坂本です。
君を監禁していた人と、君の家について、話して下さい。」
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