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Episode20
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「君を監禁していた人と、君の家について、話して下さい。」
坂本が、有無を言わさぬ口調で喋った。
まるで、自分が上にいるとでも言う様な命令口調。
大嫌いな部類。話す事なんてしたくない。
しかも、警察2人揃って同じタイプときた。最悪。
「これから俺の質問に、答えて下さい。」
一人称「俺」が坂本で、「私」が村井。
どちらにせよ、ウザったい。
「君の父親は、君が必要ないから売り渡したと言っています。その事実は知っていますか?」
「…は?」
売り渡した?
僕に、金がかかっていたのか?
「知らない様ですね。まぁ良いでしょう。
では、君は監禁されてから、奴らに強姦紛いの事をされていましたか?」
…ご主人様を、奴らなんて呼ぶな。
強姦なんて言うな。
そんな最低な事されてない。
ご主人様は、僕を愛してセックスをしたんだ。
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