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Episode37
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目を瞑っていた僕は、それからすぐに身体が地面に着いた。
おかしいのは、後ろに落ちた事。
だから僕は、死んでない。
目を開けると、僕の顔を見ていたのは櫻井だった。
僕の大嫌いな、櫻井。
「…なんで…」
死にたかったのに。
「なんで…」
死なせてくれないの?
「教えてあげる。
貴方が生きてるのは、アタシが助けたからよ。」
なんで助けるの?
意味分かんない。
「血を流してる患者を無理矢理にでも止めなかった看護師も馬鹿だけど!アンタの方がよっぽど馬鹿ね!」
…いやだ、叫ばないで。
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