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微睡みのお料理タイム 3 side友也
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そして人参を切り終えてから15分。
卵は若干アタシが手伝ったものの、ちゃんとしたオムライスが出来上がった。
うんうん、十分美味しそうね。
時雨君を見ると、オムライスと見つめ合っていた。
目はキラキラとしていて、達成感に満ち溢れている。
「いただきます。」
早速テーブルに運び、じっとオムライスを見つめている時雨君を促す様に、そう言った。
続けて時雨君もいただきますと言うと、意を決した様に一口目を口に運んだ。
「…お、いしい…!」
出来上がった時と同じキラキラした目で、アタシにそう伝えてくれた。
「凄く美味しいじゃない!」
正直、予想以上のレベルだった。
「ねぇ友也さん。
…また料理、したいです…」
アタシの服の裾を引っ張りながら、そう言う時雨君。
というか凄く可愛い!
「次は、何作りたい?」
いつもながらの過剰めなスキンシップをしながらの食事。
こういう時間、やっぱりいいわね…。
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