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4人にお酒を飲ませたら2 ※本編関係なし
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「友也さぁん〜…ふわふわする〜。」
「…時雨君、そういう酔い方するのねぇ。」
ソファに座って酎ハイを飲んでいる友也の腰にへばり付き、甘ったるく間延びした猫撫で声を出しているのは、先刻まで酒を拒否していた時雨。
2人が一緒に住んでいた時は時雨が未成年だった為、酒を飲ませる事など勿論なかった。
故に、友也でさえも時雨の酔い方など知らなかったのだ。
「友也さぁん〜…僕、友也さんすきです…」
体温上昇で赤くなった頰に、酔って潤んだ目。
腰にへばり付かれている為、必然的に出来上がる上目遣い。
いくら友也の理性があると言っても、彼も今はほろ酔い。かなりの破壊力が腰に押し寄せてきていた。
「(相手がアタシじゃなかったら食われてるわね…)」
「僕のこと、嫌いですかぁ…?かなしいです…」
時雨の目から溢れたのは紛れもなく涙。
かなりの酔いっぷりで、涙腺まで崩壊しているらしい。
昔の時雨に戻ったような状況に、友也は時雨のことをぎゅっと抱きしめていた。
…耳元で猫撫で声を出す時雨にムラッときたのは言うまでもない。
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