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番外編・初めての××× 2
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「…ん、?」
心地よい眠りについていた時雨は、妙な寝辛さに目を覚ました。
顔を上げると、複雑そうな顔をしている友也。
そして自分の顔の真下には…。
「へぇっ!?ごごごごめんなさい!」
慌てて飛び退く時雨と、未だ複雑な友也。
「…こ、これはその…生理現象よ?」
「あ、そうですよね、えっと…」
互いに吃りながら話す奇妙な空気。
完全に頭まで冴えた時雨は、自分以外の男のそれをしっかり見たのは久しぶりだと思った。
それこそ、ご主人様達以来。
服越しだとはいえ、勃起した局部を見るのはいたたまれなかった。
それも、自分の顔の真下にあったもの。
申し訳ないような、恥ずかしいような。
「頭、重かったですよね、大丈夫でしたか?」
混乱のあまり訳の分からない質問をしてしまった。
「あぁ、大丈夫よ…?」
「そうですか…」
再び訪れた静寂。
「…アタシの恋愛対象が男っていうのは、知っているわよね?」
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