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祐斗宅
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「え?・・・・・日向・・今なんて・・・」
祐斗は日向が言った言葉が信じられず、聞き返す。
「・・・・・・・いいよって言ったんだ・・・」
もう一度日向は言った。しかし祐斗はそれでも信じられず困惑する。
「日向。自分が何言ってるかわかってるの?」
日向は祐斗から目線をそらすと少しずつ今日のことを話し始めた。
「俺 映画に行く前祐斗に手を握られたとき恥ずかしくて一人で走って行ったけど・・・待ってる間不安だった。」
なんでかわかんねぇけど と言って笑う日向の頬を祐斗は両手で包んで目を合わせた。
「本当にわからないの?」
「・・・・・・たぶん・・・祐斗が・・・」
「俺が?」
「祐斗がなかなか来てくれなかったから・・・それに周りの女の人が祐斗のこと見てたから・・・」
日向の声はだんだん小さくなる。
祐斗は期待せずにはいられなかった。日向は自分のことを好きになってきてくれているのではないかと。
しかし祐斗はきっと違うと何度も自分に言い聞かせた。
(きっと日向は俺を友達以上の存在として見てはくれない。)
「祐斗が俺の隣からいなくなるって考えて不安だったんだと思う。祐斗の気持ちを利用してるって思われるかもしれないけど、やっぱりそばにいて欲しい・・・・」
日向は目を合わせながら言った。
「だからその代わりじゃないけど・・・なにされてもいいんだ。祐斗になら。」
(俺ってなんて身勝手で酷いんだろ。
いつからこうなっちゃったのかな。
でも・・・せめてあと一ヶ月だけでもそばにいて欲しい。)
「ごめん、祐斗。ごめんな。」
「うん。もうなにも言わないで。わかったから。」
祐斗は日向に触れるだけのキスをすると、首筋に舌を這わせ日向の服を脱がし始める。
日向も抵抗せずに祐斗の動きに従った。
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