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彼女
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それから数日後、テストも無事に終わりあとは結果を待つだけの日向。
そんな日向の元へ現れたのはなんと由香里だった。
「日向君。」
「え・・・?」
テストが終って最初に日向のところへ来たのが
祐斗でも
俊平でも
颯太でも
ついでに春仁でもなく
由香里だったことに驚きを隠せない。
「テスト、どうだった?」
一言一言区切るような話し方をする由香里。
今までこういうタイプの友達がそばにいなかったからか日向は違和感を覚えた。
「あ・・・うん。良かったよ。」
全然良くはないのだが、なぜかそう言わざるを得ない気がした。
「そう。やっぱり祐斗君の教え方がいいのかな?」
「・・・うん。凄くわかりやすかったよ・・。」
由香里はいつから祐斗君と呼んでいたのだろう。
日向の頭には疑問が沢山浮かんでいく。
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