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佐伯日向の日常
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あーーー
また一日が始まる。
そんなことを思いながら登校する。
今日は水曜日。
週の真ん中。折り返し地点でもあり、授業数が多く一番気だるい日。
帰ったら何をしようかと思いを巡らせていると後ろから声をかけられる。
「おはよう 日向」
姿を見なくてもわかる。
この少し低くてよく通る声は日向の幼馴染、一ノ瀬祐斗だ。
「おはよう!」
日向は振り返って答える。
そこには予想通り黒髪 高身長の幼馴染が立っていた。
日向も身長は173cmと決して低くはないのだが身長が184cmもある祐斗が隣に来ると低く見えてしまう。
しかしそんなことを気にする日向ではなく、日向と祐斗はいつものように話しながら歩いた。
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