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義理の家族 10
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お母さん?視点
「殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる……死ねぇー!!!」
グサッ
(やってやったわ。死んだわね。)
「痛い、痛いよ。おヵアサン。」
「ひぃ!誰よあんた!!」
ゆっくりと振り返ったそいつの顔は、斗真じゃなかった。
顔に穴が空いていていた。
「ナニいッてルノ?ォレなノダよ。おがァサン。」
「お前みたいな奴知らない!」
(何コイツ。やばい!逃げないと!)
「逃がさないっスよ
「逃がさねえよ
お母さん?」」
さっきの奴と同じ顔のない奴らに、両腕を掴まれた。
「大輝、涼太、そのまま捕まえておけ。」
「了解っス」
「おうよ!」
「な、何をする気!?」
シャキッシャキッと、大きなハサミを鳴らしながらゆっくり近づいてきた。
私を捕まえている男たちも、いつの間にか大きなハサミを持って、怪しくひからせている。
「それでは問おうか。
あなたは佐藤斗真に虐待を行っていた事を認めるか?」
「虐待?なんのことよ。私はねぇ、あいつを教育していたの。」
「そうか。……やれ。」
「ぎゃああああああ!!」
私の両手の指が、切り落とされた。
「何すんだてめぇラ…いぎゃあああああああああああ!」
お腹にも、大きなハサミが刺さっていた。
「テツヤ。」
「…はい。
闇に惑いし哀れな影よ。
人を傷つけ落としてめて。
罪に溺れし業の魂。
イッペン、死ンデミル?
「いやああああああああああああ!!!」
ギィ…ギィ…
「ん?此処はどこ?」
「此処は、地獄の入り口です。」
「は?返えして!」
「無理です。」
「なんで!?」
グサッ グサグサッ
「ぎゃああああああ!痛い!何このハサミ!」
グサッ グサッ
「地獄で罪を償って下さい。
この恨み、地獄へ流します。」
ギィ……
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