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マジバにて。
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火神君が
「ハンバーガー食いてぇ…」
って呟いたから、マジバに来ました。
火「おい…黒子…。」
黒「…なんです?火神君?」
火「さっきから何しょんぼりしてんだよ…」
黒「…バニラシェイク…」
火「は…?バニラシェイク?」
黒「バニラシェイク、飲みたい…」
それを聞くと火神君は呆れ顔をしてきました。
ひどいです…。
黒「僕はバニラシェイクが大好物だったんです。
バニラシェイクのために生きてればよかっ
た…」
黒子は悲しそうにバニラシェイクをうっとり見ていた。
からん、からん
扉が開くと、見慣れた青とピンクの髪の人が店内に入ってきた。
僕は自然とその人達の名前を口にした。
黒「青峰君…桃井さん…」
火「あ?…あいつらが…?」
黒「はい。」
2人の話をそっと聞くことにした。
桃「ねぇ!大ちゃん!部活来てよ!」
青「あぁ?行かねぇよ。強いやつもいねーのにこれ
以上、強くなってどーすんだよ。楽しくなくな
るだろ。……テツもいないし…」
桃「大ちゃん…」
2人揃って哀しそうな顔をした。
僕はいつの間にかまた涙を流していた。
ただ、純粋に僕を覚えていてくれて、死んだ今でも必要としている事が嬉しくてまた泣いてしまった。
青「俺は先に帰る。」
青峰はさっさと一人で出て行く。
桃「待ってよー!」
桃井さんも追いかけようと席を立つ。
ちょうど目があった気がした。
まぁ、そんなはずないんですけどね。
心の中で少し自嘲気味に笑う。
桃「…テ…テ、ツくん…?」
黒「…え?あ、お久しぶりです。桃井さん」
僕は僕が見えている桃井さんに向かって当たり障りのない返事をしたのだった。
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