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病室で…
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赤司君の病室の前まで来た
この奥に赤司君がいる そう 思いドアをノックする
……はい
赤司君の声だ! 僕はそっと ドアを開けた
そこには 病院着姿の赤司君が寝ていた
赤司君は 頭に痛々しい 包帯を巻いていた
黒)赤司君 目が覚めたんですね よかったです
赤)……
黒)赤司君?
赤)君は…誰だい?
黒)え………誰って…黒子テツヤ…ですよ
赤)すまない 君の事は思い出せない。
黒)そん…な…そんな…僕の事思い出せませんか?
赤)すまない 先程医者に言われたんだが 俺は 記憶喪失
らしい
黒)記憶喪失…じゃあ これを見て 何か思い出しません
か?
僕は 遊園地で撮った写真を彼に見せた
赤)これは…俺?なのか…
黒)そうです 僕と赤司君ですよ
赤)楽しそうだな…
黒)事故に会う前に撮ったものですよ
赤)そう…か………⁉︎
黒)どうかしましたか?赤司君!
赤)頭が!な…にか…思い出せ…る…
黒)赤司君大丈夫ですか?今ナースコールを…
赤)ダメだ 押さないでくれ 一つ思い出した
黒)…⁉︎ 本当ですか でも 無理しないで下さい
赤)大丈夫だ 僕は中学で バスケをやっていた……
……これは事実だよな…
黒)はい それだけでも 思い出してくれて嬉しいです!
赤司の左手を自分の手で包み言う
焦らないで 少しずつ 思い出していきましょう (微笑)
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