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病室から出て
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千尋 side
テツヤの病室から出た メールで和達にテツヤが起きたことを 伝えなくちゃな
メールを送り受付を 通り過ぎようとした時
テツヤの担当医に呼び止められた
「ちょっと 良いですか テツヤ君の事で 少しお話が」
「え…はい わかりました」
テツヤの事で!テツヤは何処か悪いのか
そう考えてたら 担当医は 受付の横の小さな個室に
俺を招いた
「お掛けください」
「あぁ はい ありがとうございます」
「では 千尋さんとおっしゃいましたか?」
「はい そうですけど それより テツヤがどうしたんですか」
「テツヤ君は 肺癌です それも末期の」
「は⁉︎癌?それで テツヤは助かるんですよね?」
助かるって言ってくれお願いだから
「まず 肺癌について 少しお話します
肺癌と言っても いろいろ種類があります
テツヤ君の場合 転移性肺腫瘍 と言いまして…(省略)」
「そうですか それで テツヤは?」
「残念ながら テツヤ君は あと 1年ほどしか」
「…………え?……」
おい ふざけんな⁉︎今なんて言った?1年?
テツヤが 1年しか生きられない?
「手術は!手術すれば!」
「手術は無理です いろいろな器官から肺に転移しているので 手術するにしても 全て取り除けません」
「な…んで………なんで…なんで…なんでなんで⁉︎」
なんで テツヤなんだ なんであいつなんだよ!
「テツヤ君に この事を伝えますか?」
「いや 伝えないでください 俺が言います…話は終わりですか?」
「そうです どうか 気を確かに」
「大丈夫です では」
「お引き止めして すいませんでした」
「いえ…」
俺は家に帰った いつの間にか和達から返信があった
[よかった〜^_^テッちゃん 起きたんだ 本当よかった]
[和君から メールもらった時勉強どころじゃなかったよ(^_^;) でも 目覚めてよかった!」
こいつらは あの事 知らないんだよな
心配かけないようにしないと…
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