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黒子の兄 part2
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千尋からの着信があって 3時間程が経過した
俺は 一ヶ月分の仕事を猛スピードでやっていた
俺は両利きだ だから 右手でパソコン 左手で書類整理
をしている 早く テツヤのところに行かなくては
やっと 1週間分の仕事を終え2週間目に突入した頃
俺の秘書が 言葉を発した
こいつはいつも無口であまり声を出さない
そして俺は何日かぶりに そいつの声を聞いたと思った
秘書「信弥様 どうされたのですか?」
「あぁ 俺の弟が日本で入院していてな 仕事を終わらせて 行かなくてはいけない!」
俺は手を止めずにそう言った
秘書「何日程滞在なさるのですか?」
「わからん 状況によるな でも 2週間くらいはいようと思う」
秘書「左様でございますか では 仕事は私が引き受けますので 信弥様は どうか 弟様の元へ」
「いいのか?」
秘書「はい 何年あなたの下で働いているとお思いですか? ここは私におまかせください」
「わかった 帰る時は電話するわ」
秘書「かしこまりました」
そして 飛行機に乗り 日本に着いたのは 翌朝だった
「千尋に 電話しろって 言われてたっけ」
そう思い 千尋に電話する
プルルルル プルルルル プルルルル
『信兄 どうした?』
「空港に着いた どこに行けばいい?」
『早っ⁉︎ まぁいい ○○市の☆☆病院だ わかるか?」
「あぁ あそこか 公園の横の 懐かしいな」
『そうそう 俺も今からそこ行って待ってるから
早く来いよ!』
「あぁ わかった すぐ行く」
『じゃ』
そう言って着信終える
待ってろ テツヤすぐに行く!
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