アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
無限ループ
-
「ぅう、もう大人しくするからぁ、イチのとこ行きたいよぉ」
「イーチー、ご飯食べたいよね、そっち行っていい?」
三番の両隣で縮こまっていた双子が恐る恐る声を掛けてくる。
「・・・はぁ、春は良いぞ」
「やったぁ」
「えぇ、なんで春だけー?」
「さっきじゃんけんで春が勝ったから。今日は春が食わせるって決めてたろ?ほら、大人しく自分
の飯食え。それから春も、自分の食ってからにしろ」
「えぇ、でもぉ」
「三番」
「承知しました」
食事を終えていた三番が席を立ち、自分が座っていた椅子を除いて、両隣の双子が座っている椅子を、力技で中心に寄せる。
「「ぅわわっ」」
「どちらかが騒いだとしても、これでは叱る方を間違えるかもしれませんね」
自分でない方が怒られるのがやはり一番嫌なようで、二人はちらちらと俺の方を見ながらもゆっくりと食べ始めた。
だが、俯いて一口づつおかゆ(俺と同じのが良いと言いだして決まった)をすする姿を見ていると段々と可哀相になって来たので、ちょっとだけ飴をやる事にした。
「ちゃんと食べれたら後で一緒に風呂入ってやる」
途端に双子の目が輝きを増し、おかゆを一気に掻きこみ始めた。
思ったよりも反応が大きかったので若干違和感を感じていると、三番がため息混じりに小声で俺に告げた。
「甘やかしたくなるのは分かりますが・・・バスルームの中までは私も監視のしようがございませんので何をされても知りませんよ」
顔から血の気が引くのが分かった。
やばい、何で気付かなかったんだ、俺。
からんっ、と、軽い音が鳴り、双子が同時に手を合わせる。
「「ごちそーさまでしたっ」」
そこからの二人の動きはそれはもう早かった。
春は先ほどまでの甘えたな雰囲気を消して強引に俺の口におかゆを流し込み、樹はその傍らでもう服を脱ぎ始めていた。しっかりと雄を主張させながら。
「おい、待てよ、やらねぇぞ、風呂に入るだけだぞ」
「樹ぃ、やるってなーに?」
「わかんなーい。イチ、僕らがしっかり洗ってあげるからね」
「そうだよ、隅々までね」
「そうそう、お尻の穴もちゃんと洗わないと」
「あ、そうだね樹。ならどうやって洗おっか?」
「えーっと、あ、これ使えばいいんじゃないの?」
樹が既にそそり立っているそれをなぞる。
「なるほどぉ、樹頭いいね。それじゃあイチ」
「「お風呂行くよ」」
「三番」
「着替えとタオルはご用意しておきますので、行ってらっしゃいませ」
三番は俺に一礼すると、そのまま食器の片づけを始めた。
裏切ったなてめぇぇぇぇっ
俺はその後風呂場に連行され、先の宣言通り、腹の中をかわるがわる何回も洗われた。
どっちかが洗い終える度に「あ、ほらぁ、まぁた洗わないといけなくなったぁ」とかなんとか言って、俺の中に出したものを掻きだしては突っ込まれたのだ。
結局その無限ループは俺が逆上せるまで続き、風呂から出た瞬間に倒れて三番に部屋まで運ばれた。
その後三番はいくらなんでもやりすぎだと、双子に説教をしながら俺の手足の治療を済ませた。いやその前に止めろよ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 72