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やっぱり執事
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「じゃ早速…今日一応会議はしてたけどそこまで進んでないから普通に進めていくぞ」
今日もまた会議が始まる
やっぱり一番最初に沈黙を破ったのは生徒会長だった
「ほーい…」
「お腹…減……った…」
『軽く食事されますか…?』
「……え…」
あー…ついつい癖で執事口調になってしまった…この家に来た人はまだいないから感覚がつかめないな…
『すみません…つい癖で…』
「かっ…こい……」
「すげぇな…」
「仁きゅんが執事としてシャキッと働いてるとこ見たかったんだよねぇー!」
「…気を取り直して……会議しましょう」
「そうだな…たくさん溜まってるから……」
『俺が…休んだから……』
「違う違う…男子高になることがあるから…たくさんあるんだよぉ〜…俺めんどくさぁ〜い…」
そういえばそうだ…男子高に…か
それにこれから体育祭もあるし…
もう5月末か……気がつけばあっという間だな…
先輩と付き合ってもうすぐ一ヶ月…
生徒会に入って……一週間くらいかな…
時間が立つのが早いなぁ…
「奏人…私語は禁止…いくら星野の家だからと切り替えてください…」
「はーい…」
「奏人と綾人には伝えてないが中学生の奴らの寮についてはPTAから文句があって3年だけになった…そのかわり迎えのバスが来るらしい。そのへんは俺らはかかわらなくていい」
PTAからの文句って…そもそも人が多いから女子と男子が別れるってどうかと思うけど…
「じゃー少し楽だね!」
「そこで中学生にアンケートを取ったりなど資料を集めてもらいました。それを以前に仁くんに渡して集計を頼んでいたのでその集計の続きをしましょう。」
「まぁ今日の会議はそれで終わるか…」
「…中学生とかすごい数いるからね……」
「…めんど…く…さ……」
「ま…かんばりましょう…資料はどこに…?」
『…えーっと…確かここに…あれ……どこだ…』
大切に保管してある引き出しの中を探すが大切に保管しすぎてどこにおいたか忘れてしまった…
えーっと……
水樹(噛み付きたい)
裕理(撫で回したいですね…)
奏人(後ろから抱きつきたい)
綾人(おかし…あげた…い…)
『……あ…!!…ありました…!』
「じゃー…残りを…くれ」
『残り…あ…終わってました…』
「「「は!?」」」
珍しく会長と副会長と早乙女先輩が息があっている
『終わらせなくと気がすまなくて…』
「仁きゅん…この量をどうやって……」
『気がついたら終わってました…』
「気がついたらって…ちゃんと睡眠などとってくださいね…執事の仕事も大変だろですし…」
『全然大丈夫ですよ…!楽しかったですし…それで…暇だったのでこんな感じでどうかなーっルームメイトの組み合わせを考えてみたんです』
「……大丈夫そうですね……」
「じゃあ今日終わり!!!」
「そうだな…終わりだ…おつかれ」
「お腹…減…った…」
『じゃあ俺何かつくりますね…!!』
立ち上がりリビングへ向かおうとしたら生徒会長たちもついてくるみたいだ
すっかり忘れてたけど先輩たちどうしてるのかな…
放ったらかしにしてたけど怒ってないかな…
また長い廊下を歩きながらそんなことを考える
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