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18歳以上ですか?
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出会い-6
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「…お前は?」
「お、俺?」
「…そう。お前のこと、教えて。」
目を見られると
その奥まで見透かされそうな気がして
俺は視線を逸らした。
「…都内私立高校3年。18歳。」
「受験生かよ。」
「…別に、もう判定出てるからへーきだけど。」
バイトに勉強、両立は大変だけど
ギリギリのほうが、時間を無駄にしなくて済む。
「お前、バイトもしてんだってな。」
「まぁ、一人暮らしだし。…金ねーし。」
「ふーん。」
なんだよ、ふーんって。
こいつもしかしておぼっちゃまか?
薬大って金かかるし、可能性あるぞ。
「…なぁ。」
「ん?…なんだよ。」
「お前、なんでさっきから目ぇ逸らすの。」
「え、いや、それは…。」
わりと、気まずい沈黙ができてしまった。
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