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姉さん
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「いって…!」
押された俺は、うつ伏せで倒れた。
結構強く体を打ったから痛い。
「あらあら、ありすちゃんも聖蘭ちゃんも仲良しね」
微笑んで言ったのは、40過ぎにも関わらずフリフリを着た俺の母親。
俺をありすと名付けた張本人だ。
吹っ飛ばされた俺をみて、よくもまぁ仲がいいと言えるな…。
ドスッッッ
「ゔぅっっ」
うつ伏せの上になぜか座ってきた長女 愛夢 (あいむ)。
俺の天敵1号だ。
というか、重い…、重すぎる…。
「愛夢ねぇさん、今体重何キロ?」
思わず聞いてしまうほど、重い…。
ドスッッドスッッドスッッ
「ゔっ……ゔっ……ゔっ……」
「女の子に体重聞くんじゃねぇ!」
わざと思いっきり体重をかけられて、かなり痛くて苦しい。
愛夢ねぇさんは、凶暴だ。
誰か助けてくれ!
「愛夢ちゃん、やめてあげてください!ありすちゃんが痛がってますよ?」
と横から来た次女 美麗 (みれい)。
見た感じ弟を助けてくれる優しくて、清楚で、礼儀正しい。
が、本性はというと…
「あ、でも、ありすちゃんの痛がる顔可愛すぎ!hshs」
気持ち悪い。
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