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オメガの王様(日向×影山)
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「ハッ、ハァッ、ッ…」
まただ。バレちゃだめだ、早く、薬っ…!
誰か来たら、ヤバイっ…!!
薬を手に取る。
「ッ…!」
くらっとして視界が霞む。早く飲まないと・・・!
なんでここで発情期なんかに・・・!
―ガチャッ
え・・・!?誰か来た?今この部屋に入られたら、この部屋は、っ!
「あれ?影山?どーした?体調でも・・・ッッ!!」
「ハァッ、ひ、なたァ・・・?ッ・・・ハッ」
ドアを開けて入ってきた日向が顔をこわばらせる。
「・・・影山?お前、オメガなのか・・・ッ?」
こくり、と頷いて日向の顔を見上げる。今は床に座り込んでいる為、必然的に立っている日向を見上げる事になる。
案の定、日向の顔は赤くなっていた。
影山の出すフェロモンにあてられていた。
「ひな、たッ、はや、くここからで、てくれっ・・・!」
「え?・・・あ、おう!」
良かった。パタパタと足音を立てながら廊下を走っていく日向を目で追いながらそう思った。
今は合宿中。俺は、発情期になっていた。
なんで部屋に1人だったかといえば、荷物を取ってくる、とキャプテンに言って薬を飲みに来ていたから。でも、部屋に着いた頃には発情期がMAXに到達していた。
とにかく、薬飲んで抑えて日向に言わねぇと…!
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