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日向に言わねぇと
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なんとか薬を飲むとだいぶ落ち着いた。
駆け足で体育館へ戻る。
「キャプテン!」
「おー影山。荷物はあったのか?」
「ハイ!ありました!」
「じゃあ、練習戻れー」
「うす!」
キャプテンに帰って来たことを伝える。
よし。後は日向に言っとかねぇと・・・!
そう思って日向を目で探す。
あ、いた。アイツまたローリングサンダーやってる、アホか。
そう思いながら日向の方へ行った。
「────ん?甘いニオイ・・・?」
この時、影山は気づいていなかった。
いつもよりフェロモンが多く出ていたこと、さらにそれを嗅ぎつけられていた事に・・・
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