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隙を魅せて。6
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「なにいってんだよ…」
「心咲さん…前、なんかあったの?」
「………」
「頼むから答えてよ……心咲さ…、先生!」
「……っ」
「なんかあったんだろ、思い出したくないかも知んないけど俺は…」
「…高校のころ…」
「!」
「付き合ってた奴がいた…元々ノンケで…でも付き合えた時は死んでもいいって思うほど嬉しかった」
「うん…」
俯きながらも小さく口を開く心咲の近くに寄り安心させるようにそっと軽く抱き締める
「なのに、キスとか直接的なことは避けられた…けど何だかんだで1ヶ月付き合った日…いきなり別れようって言われたんだ…」
「…」
「まぁ、原因はよくあることだよ…つまらないとかやっぱ男は無理だとか…分かってはずだけど別れたくないって伝えてその日は帰ったんだ」
震える心咲の体を今度は強く抱き締める
「ん…」
「それで、次の日…学校に行ったら、っ………ありとあらゆる掲示板に“日向心咲は誰にでも脚を開く売女だ”って書いた紙が所狭しと貼られてた」
「…っ」
「その日から、皆が俺に向ける視線は別のものになった………放課後は誰かしらに抱かれて…て、俺っ!お前が言うほど愛されていい人間じゃないんだっ…男が好きだって分かったのは中学2年の頃からだしっ!だから、もう…こんなことしないでくれっ!」
「……る」
「え?」
「愛してる」
「な、に……」
「確かに、抱かれてたってのは正直気に喰わねぇ…けど俺は過去がどーとか何があるとかはっきりいってどうでもいい!」
「…っ?」
「俺が好きなのは今のアンタなんだよ!」
「西園寺……っ」
「俺のこといつも嫌いだっていう“日向心咲”……アンタだ…」
今まで以上に鋭く真剣に見つめる類の瞳に思わず目尻に涙が溜まる
「っ……馬鹿じゃねぇのお前……」
「だったら文句あんのかよ…」
「ありありだ、お前なんかにこんな話っ…」
「でも俺は嬉しかった…話してくれて嬉しかった…」
「西園寺……本気かよ」
「本気にさせてんだよ、アンタが……責任取ってくれんだろーな?」
「……ないだろ、なに…責任って」
動揺を隠せず心咲は顔を逸らす
その隙に覆い被さるような形で距離を縮める
「例えば、キスとか…ねだって…」
「な、んでだよ!しない」
「駄目…アンタ気付いてないのかもしれないけど、今アンタ俺に欲情してんだろ…これ」
そういい指を指したのは心咲の股間辺り
恐る恐る心咲は顔を向けると、完勃していた
「ちが!これはその!あの…っ」
「怖い?」
「そうじゃない…けど」
「分かった……なら、気持ちよくして?って言って」
「っ、そんなん言えるわけ!」
「早くしないとキツいままだけど?」
「ひや?!」
顔は心咲に向けたまま時折手を動かす尋常じゃない上手さ…
気が狂いそうになるのを必死に塞き止める
「ほら……早く」
「ん…ぅ、やだっ…」
「心咲さん…」
「はっ、や、言わな…」
緩く扱くだけの愛撫に中途半端な刺激でなんとも言えない
「分かった…なら言いたくなるようにしてやる」
「っあ!や、ゃだ!とめ…」
「嘘つき、気持ちいいんだろ?さっきより、感じてますって顔してるぜ」
「っおんじ…やめ!ぁ…ん」
急に強くなった刺激に堪らず声をあげる
それでも、意識はあり心咲は理性で必死に愛撫で達しそうになるのを食い止める
「気持ちいいのにやめてほしい?変だな、心咲さん…」
「っあ、何も…言う、な!っん」
「否定しないとやめないけど?いいの?」
「やっ、め…」
「どっちを?扱くのを?それとも緩い愛撫?」
「あ!っぅ…ん、や」
「口を開けたら喘いじゃう?大変だなぁ」
「ちょ、それやめ!っあ」
ズボンの上からの緩い愛撫を止めると、手早くズボンと下着を太股まで下ろす
露になった心咲自身をそのまま類は口にふくむ
「これのほーが感じるだろ」
溢れだす蜜を舌でしっとりと舐めあげるたんびビクビクと小さな声をあげる
「あっ…やめ、西園寺…それ、や」
「何が駄目?こんなに溢れさせて…それとも、もうイキそ?」
「ぁ、ん…や、だめ西園寺…っ」
「イキたい?」
「っ…ん、イキた…」
あと少しで達しそうな心咲を見つめながら舌を動かす
限界が近いのか少しながらも言動が素直な気がする
「そっか……でも駄目」
「へ?」
急に類は心咲の自身から舌を離す
思いがけないストップにイク寸前だった心咲は切な気に類を見つめる
「っ…はぁ、な、んで」
「なんで?だって俺、言ったじゃん…“気持ちよくして?”って言ってって…じゃなきゃ何回でも空イキさせるよ?」
「そんなの…んで、お前がしてきたのに…」
「でも苦しいのは心咲さんだぜ?言わないなら自分ですんの?」
「っ!はぁ……っさぃ、おんじ……」
「ん?」
「………っ」
「何?」
「……して…。気持ち、よく…して?」
「分かった…」
あと少しのところをまた口にくわえられ、今度は声を露にする
「あ!西園寺っ…っ!あ…」
「ん…心咲さん、後ろ…指入れてい?」
「な、に?…っ!!ちょ、あ!」
確認を取る前に後孔に指を2本挿れる
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