アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
⑤
-
「ん…」
俺が起きると、隣にいるはずの卓哉がいない。
服も無くなっている…
「ま、そうなるよな。」
付き合ってるわけでもねぇ。
セフレでもねぇ。
俺と卓哉は昨夜、たった一晩寝ただけだ。
それも、酒の力で。
俺も正直、酔ってはいたし…あいつだって…。
「今日のシフト、何時からだっけ…」
スマホを開き、スケジュールを確認する。
「やべ…撮影あったんだ…」
大学のやつらにも親にも秘密。
俺、モデルもやってる。
バイトしてたら、社長直々にスカウトされて…
ま、断り切れなかったんだけどな、意外と楽しかったし、いっかな?って。
それに、学生ってトコ気にして、顔は映さないようにしてもらってる。
今は女子中高生の間で話題らしい。
『顔ナシモデルのR様』
これが女子中高生達の中の俺。
シャワーを浴びて、身支度をする。
「撮影終わったら直行で行かねぇとバイト間に合わねぇな…」
ピンポーン
「おはよ。りゅうくーん、須川でーす。お迎えにあがりましたー。準備できたー?」
「うす、今行きます」
鍵を閉めたら、俺はR様。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 129