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⑦ 卓哉side
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「ん…え?どこ?ここ…」
目覚めたのは、見たことのない寝室。
隣にはイケメンが寝てた。
「ん。あー…竜雅君だ。」
昨晩、何回も助けてくれた良い子。
見た目は不良なのに、親切で可愛らしい。
でも、本気になっちゃダメだよ。
期待もさせちゃダメ。
本気になったら後が辛いし…
竜雅君…あったたかったな…
優しかった…竜雅君…
ちゅっと彼の額にキスする。
彼の部屋を出るとき、これでこの子とはバイバイなのだと思ったら、胸が痛んで苦しかった。
「もし、竜雅君も俺のこと好きなら両想いだったのにな…」
所詮、一夜の過ち。
身体を一回だけ重ねただけなのに
「あれ?涙が、っ…止まらないや…っ…ぅ」
朝から大泣きしたら目腫れちゃうのにな。
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