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ちゃぷん…
お湯に浸かって早20分。
「まあ、日本人のお風呂は長いよね」
自分が日本人ということを良い武器に、睡魔に襲われつつ湯に浸かる。
「ふあぁ…ねむ…」
ガラッ
「らん。遅いよ」
ヅカヅカと中まで入ってくるアルンは、裸で仁王立ちをした。
俺の前には筋肉質な脚。
ふわぁお(っていうの?)な感じだ。そう、いやらしいという意味だ。
この間近で見ただけでわかる筋肉がまた良い。
女子にはふわふわな手触りとむにむにな脂肪を求めるが、男にはやはり筋肉が必要だ。立っているだけなのに太ももとふくらはぎにはパツンパツンに筋肉がついている。だが、ガチムチではない!細身のスラリとした筋肉……これがまた堪らん…!
「らんは、童貞?」
「やひっ!?」
意味不明な言葉が飛び出てしまったじゃないか。
なんだこいつ。会って1時間もたっていないのに童貞か?ってなんだそりゃ、どういう意味だ。風俗か何かなのか?俺のちんこを狙っている…!?
「このちんこ、使ったことがあるのかと聞いている。」
「え、え!?」
「あるの?ないの?」
イケメンに見つめられた俺は耐性がなくタジタジ…。
「こっちは?使ったことある?」
「ちょ、ど、どこさわ…」
お尻を揉まれた。
何を考えているんだこの外国人は…。
男のお尻なんて揉んでも触り心地は悪いはず…。
「俺、帰りたいです。」
何だか無性に怖くなってきた。
さっきまでは他人事のように感じていたが、どうやら本当にヤバいらしい。田舎の俺でも悟れる。
「らん。大丈夫だよ。僕も一緒なんだから。」
うん、悪いな、外国人。
意味わからん。
一緒って!お前と一緒って言われても俺に何の需要がある!?イケメンと死ねるというのか!?イケメンとレイプされるっていうのか!?
「らん、もう上がってもいいんじゃない?」
アルンは俺の腕をぐいぐい引っ張る。俺が力なく湯から出ると、ふわふわのバスタオルで包んでくれた。
「始めよっか!」
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