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⑦
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「んぅっ…疲れたっ!」
「皆川君。お疲れ様。今日も一生懸命頑張った皆川君は肩揉んであげようね。」
部長が、俺の肩に手をかけたとき、
「部長はまだ仕事終わってませんよ」
斎藤が部長の目の前に紙の束を差し出したのだった。
「えぇー。ハンコ押すだけでしょー自分でやってよー」
「部長のハンコが必要なんです。早くしてください。俺が怒られるんですよ。」
「はぁいはい。押せばいいんでしょー。皆川君、気をつけて帰るんだよ。」
「はい、部長。お先に失礼します。」
「待て、皆川。俺と飲むって前に約束したろ?」
斎藤に呼び止められる。
「うん、したけど…」
「待ってろよ」
今日か…。
いや、、でも今家に帰ったら確実に生汰と顔を合わせなきゃならなくなる…兄弟で何やってんだよ、俺…
多分、気まずくなるよな…
「いいよ、待ってる」
「よっしゃ!すぐに終わらせるよ」
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