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第7話
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「こらっ…ぁ…まだダメだっ…んっ、は…んむ…っは…」
玄関を開けて早々身体を弄りつつ、深い口づけを落としてくる。
ベッドを貸してもらえると有り難い。
せめてソファで。
そう考えているうちに、膝が震え、ずるずると座り込む形に。気持ち良すぎて立っていられない。ふわふわと…足の感覚を失う。
「かわいい…陽介さん…ん、っん」
恐らく、キスが好きなんだと思う。
キス一つで幸せそうな顔をし、甘い声が出る。
キスが快楽の一つだというのは、俺もまた然りで…。
俺も、キスが好きなんだと思う。
「陽介さん、掴まってて。」
低くなった視界が、少し高くなる。
これはもしや…
「翼さん、さすがにお姫様抱っこは…!」
絵面的に大丈夫なのか…?
俺の方が、翼より明らかに身長は高いし、それに翼は細い上に、童顔だし…やばい絵面だぞ、これ。
「陽介さん、照れてるんですか?大丈夫ですよ。可愛いですから。」
「そういう問題ではなくてだ、うおっ!?」
ボフッ
ベッドにブン投げられる。
「よーすっけっさぁーん!」
その上に翼が覆いかぶさる。
「犬かよ」
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