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仲直り
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何だよそれェ…。
「ただの俺の勘違いかよォ…」
そうわかった瞬間、自分への苛立ちと福チャンへの申し訳なさで胸が苦しくなった。
「福チャ、ごめっ」
「荒北」
!?
福チャンが俺に抱きついてる…!?
「荒北…俺はあの日からずっと苦しかった…俺が話しかけてもこっちを向いてさえくれなくて…」
あの福チャンが…いつも自信があって鉄仮面の福チャンが泣いてる…。
俺ァ、なんてことしちまったんだ…。
福チャンだって俺のことすごく思ってくれてたのに…。
「福チャン、ごめんなァ」
俺は福チャンのことを抱きしめ返した。
「荒北…好きだ」
そう言って腕の力を強くする福チャンがとても愛おしくて…
チュ
「!?/////」
「へへっ」
福チャンにキスをした。
「仲直りのキスなっ!」
そう言うと福チャンは柔らかく微笑んで
「ああ」
もう一度キスをした。
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