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そして、気がつくと僕は、自分の部屋にいた。
おかしいな、なんて思わなかった。
きっと僕は、苦しい現実から無意識に逃げてきたのだ。
無意識。
一体、意図的に行動するのとどっちが醜いのだろうか。
いや、どちらでもいいのかもしれない。
たとえ『醜い』であろうと、僕を認識してくれる人はもういないだろうから。
当たり前だ。
ぼくは、それだけのことをした。
そして、あまつさえ、そこから逃げた。
・・・最低だ。
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