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とりあえず、状況把握させて欲しい
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まずは、今の状況理解が先だよね!!
えっと……
「君が、さっきまで子猫だった……」
やっぱり信じられない、あの子猫が人間になるなんて……数秒前に自分の前にいた子猫だと、信じられるわけないだろ
「はい、俺は主さまに拾われた子猫だよ?あー、でも前の主さまを恨んではいないですよ。捨てられたのにもちゃんとした理由はあるし…俺は捨てられてよかったと思いますし!!」
なんか、べらべら喋りだしたのですが……
「でも、なんで人間になったの?元々がこの姿ってこと?ごめん、状況把握させて欲しい……」
元子猫の猫耳男子は首を傾げる
「うーん、元々がこの姿です。でも、猫の姿も元の姿だし…なんて言うのかな、説明しずらいのだけど…俺は猫にも人間にもなれるんですよ。」
あぁ…余計わからなくなってきた
「じゃあ、なりたい時に猫にも人間にもなれるということ…?なら、猫に戻ってみてよ…。」
ちょっとした好奇心
どーせ、戻れないで終わるのがオチ
「わかりました、主さまの仰せのままに」
ポンッと煙が出るわけでもなく見る見るうちに子猫に戻る
「にゃあにゃあ!!」
本物だと……
「わかった、元に戻って。」
ゆっくりと人間に戻る
「どう、信じてくれました?」
信じるも何も、こんな夢みたいなこと…でも、目の前で起きたことに代わりはないし信じるしかないじゃないか
「分かった、信じるから…だから服着てくれ!!!」
すっぽんぽんで、いつまでも居座られても困る
テキトーに自分の服を貸した
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