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そういや、名前どうしよう
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そう言えば、名前…名前付けてないな
「おーい」
タタタタタタ
「主さま〜お呼びですか!!」
へらへらと笑いながらこちらに来るその姿は少しだけ可愛いと思った
じゃなくて、名前!!
「あ…名前どーする?」
猫耳男子は首を傾げる
「そうですねぇ…何でも良いですよ!!」
「じゃあ、猫」
「え」
「猫」
「あっ…やっぱり、名前つけてください」
たく…めんどくさいな
「主さま、今面倒くさいって顔してましたよね!!!!」
頬をプクっと膨らませ少し拗ねたように俺に背を向ける
「はぁ…じゃあ、蓮」
なんとなくぱっと浮かんだ名前
特に理由もないが、かっこいいし良いかなって
「蓮!!素敵です、主さま♪♪」
蓮も気に入ってくれたようだ
「じゃあ、蓮改めてよろしくな!!」
はい!!と満面の笑みで返事した
「主さま〜」
蓮が俺を呼んだ
蓮から呼んできたのは初めてな気がする
「蓮?どうした?」
「主さま、主さまのお名前は?」
そういや、蓮に教えてなかったっけ?
「佐々木 楽。なんで名前なんて知りたいんだ?いつも主さまって呼んでるのに…」
どうして蓮が俺の名前を知りたかったのか、理由が良くわからなかった
〜続く〜
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