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監禁生活。--奉仕.2--
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床へ降り、蒼の脚に挟まれるような
態勢になったはいいが
フェラなんてした事もない功太は
そこからどうしたらいいか分からなかった
何度か蒼の顔を一瞥していると
くしゃ、と髪の毛を緩い力で掴まれた
痛みを感じたわけではないのだが
肩を震わせ過剰に反応する功太に蒼は微笑む
「やり方、分からないの?」
そんなの当たり前だと分かっているが
わざと功太へ問いかける
下唇を噛みながら功太は小さく頷く
それを確認した蒼は
髪を掴んだ手を解き、頭を優しく撫でる
「じゃあ...教えてあげるから、僕の言う通りにしてね?」
功太はまたその顔を一瞥する
この先の事を想像して緩んだ口元や
どこまでも淀んだ目が怖い
視線を逸らしながら再度小さく頷く
うん、いい子。
そんな言葉が頭の上で聞こえた
「それじゃあ、まずボタン外して〜...ズボンと下着を脱がせてください」
蒼はふざけた様な言い回しで
声高く口を開いた
「....脱がない、の?」
脱がせると言う言葉に引っかかり
視線を上げる
それくらい自分でやればいいのに...
「...聞こえなかった?脱がせてくださいって言ったんだよ?......言ったよね?”僕の言う通りにして”...って?」
...まずい、怒らせた.....
口調と表情で分かってしまうほど
功太は蒼の言動に敏感になっていた
視線を落とし、
蒼のズボンに手をかけようと両腕を伸ばすと
急に右腕を掴まれた
今度は身体全体をビクッとさせ
肩を窄める
「もう点滴は必要ないよね」
そう言われ初めて針が刺さったままの
腕へ意識が向いた
蒼は丁寧に慣れた手付きで針を抜き
チューブをまとめると
掛けられた薬の側へ置く
そして先ほどと同じ態勢に戻り
さ、続けて?と呟くと、功太の両腕を掴み
ズボンのボタンの位置へ引いた
他人の衣服を脱がせた事があるはずなく
自分でなら素早くできるその動作すら遅かった
たどたどしい動きでボタンを外し
チャックを下ろすと
蒼の方から腰を上げた
功太はまた重い動作で
ズボンを膝下まで下ろす
目の前には少し下着を盛り上げた膨らみがあり
異様な光景に視線を逸らす
暫く動かない功太へ蒼は口を開いた
「さ、次はパンツ脱がせてくださーい」
足をパタパタと動かし
待てないという風に功太へ示す
心の中では何度も抵抗しているが
口に出してしまうと
それが暴力になり、その身体に降り注ぐ
大人しくしておくことが
ここで痛みを感じずに過ごす唯一の方法だ
功太は更にたどたどしい仕草で
下着のゴムに手をかけ少しずつずらす
その様子に堪えきれなくなった蒼は
クスクスと声を出して笑みをこぼす
......ムカつくーー。
でもやっぱりそれを意思表示できない
ある程度下げたところでまた蒼が腰をあげる
その時に少し上に上がった事で
一気に膝下までずり下がった
自分のとはまた違う大きさだが
同じ男の形をしたソレを直視できず
功太は顔を横へ背ける
それを見た蒼は功太の顎を捉える
「功太?いつまでも穢れた口でいられたら困るんだよね....早く、綺麗にして?」
こんなことで綺麗になるわけがない....
でももう、遅い....
クイッと顎を前へ向け手を離すと
後頭部に手を添える
後ろから圧がかかり頭を押され
蒼の先端が口に当たる
それだけで気持ちが悪くなる
「....んっ...っ..」
嫌そうな顔をした功太の表情に
蒼は舌なめずりをして見せた
この顔に唆られる
堪らなく興奮する
「.....さぁ、功太。お掃除の時間だよ」
微笑ましく笑ってみせる蒼は
実に爽やかな顔をしていた
功太には
目の前にある性器を直視することから
この悪夢は始まっていた
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