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発覚。.3
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目が覚めた功太だったが
そのままベッドの中にいた
泣いて眠った後は
目が重くて嫌いだ
窓の外を見るともう夕焼け空が広がり
そろそろ蒼が帰ってくる頃だと分かった
楽しい事しようって言い
家を出た蒼の顔が脳裏に過る
何だよ....楽しい事って....
ここにいて楽しい事なんて、無い....。
逃げる事もできない
蒼からされる事に逆らう事もできない
それに今日は、白井にまで.....
俺に選択権なんか、無い。
胸の内の苦しさは1人でいる時ほど高まる
下唇を噛むと口の中に血の味が広がった
前からそこを噛む癖があったが
ここにきてからは治癒する間も無いほどに
噛む回数が増えていた
無意識な行動の為
いつも痛みに気付いてから後悔する
今も、すぐにーーーーーーー。
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