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んー‥…。
体がだるく、少しでも動かすと痛みが走る。
七瀬『…はぁ‥…。』
ため息をつくと、電話がきて体が震える。
に、兄さんかな‥…
prrr.prrr
出なきゃ…
ピッ
?「おい。」
‥…え、?兄さんじゃない‥…
電話に出てみると、恐れていた声ではなく聞きたかった低い声だ。
この声は‥…
七瀬「…か、かいちょ‥…」
紅華「そうだ、鍵開けろ。」
その瞬間に痛い身体を忘れて鍵を開けに行った。
会ったら迷惑かけるかもだけど、
そんなことより会いたい気持ちが強かった。
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